就活全般

就活がつらすぎるあなたへ!原因別の対策とメンタル回復の方法も解説

しょうへい

東京都立大学経営学部在学中に、資格も知識もないまま1か月間のみの就活で1部上場のIT企業2つと外資系コンサルティング会社の内定を獲得。1社目の大手IT企業人事部長から引き留められるも、野村総合研究所にアプリケーションエンジニアとして入社。入社後はOBとして大学の就活イベントなどに登壇し活動。

就活がつらすぎて涙が出そう・・・

こんな風に思い詰めてしまっている就活生もいるでしょう。

「このままうまくいかなかったら、人生どうなるんだろう」と、不安で夜も眠れないこともありますよね。

就活を投げ出したくなる気持ちはわかりますが、ここで諦めてしまうと、これからの人生でも同じような繰り返しになってしまうかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、しっかり自分と向き合って、つらい原因を考えてみること。

原因が明確になるだけで視界が晴れることもありますし、漠然としたままの状態で、不安を解消することは難しいです。

この記事では、就活がつらい代表的な原因と、それぞれの原因に応じた対策を具体的に紹介していきます。

この記事を読むことで、つらすぎる就活に立ち向かう具体的な行動がわかり、ポジティブな気持ちになれるでしょう。

「就活のストレスがやばい!」と苦しんでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

就活がつらすぎる人がするべき2つのこと

就活がつらい人は「まず自分の感情の原因を把握してから、行動を起こしてみること」が重要です。

漠然と「とにかくつらい・・・」と思っているうちは、なかなか行動にも移せません。

次の二つの手順に沿って、なぜ自分がつらいのかを特定して、その後に具体的な動きに繋げましょう。

つらすぎる原因を考えてみる

まずは、つらすぎる原因について考えてみましょう。

大事なことは「あなたなりの理由」をしっかり特定すること。

原因がぼやけたままでは、効果的な対策も打てません。

ありふれた一般的な就活対策をしても、効果が出ないまま、時間だけが過ぎることになる可能性もあります。

ただ、不安の正体をなかなかつかめないで苦労している人も多いと思います。

そんな人は、本記事で紹介する「就活がつらすぎる5つの原因」を読んでみて、自分が該当するものがないかを探してみてください。

原因を特定できたら行動してみる

原因を特定できたあとは、具体的な行動に移すことが大事です。

なぜなら、行動を変えなければ、結果は変わらないままだからです。

逆に言うと、今までと違う手段を取ってみると、今のつらすぎる状況が改善する可能性があります。

記事の後半で、具体的な対処法についても紹介しています。

あなたなりの就活がつらい原因にマッチする対策を、 試してみましょう。

就活がつらすぎる原因5選

就活がつらすぎる代表的な原因を、5つ紹介していきます。

  • 就職したい企業がわからない
  • 相談する相手がいない
  • 何をすればいいかわからない
  • 順調な友達と比較してしまう
  • 卒業が迫ってきて焦る

原因は、 複数にまたがって感じることも多くあったり、 就活の時期によって変化をしたりするものです。

今のあなたが置かれている状況に応じて、当てはまる原因を 見つけてみてください。

就職したい企業がわからない

「社会に出て働くイメージがわかない」

「大学の勉強が活かせる企業がわからない」

みたいな感じで、 どのような企業に就職すればいいのか、路頭に迷っている就活生は多いものです。

これが起こってしまう原因は、あなただけにあるわけではありません。

なぜなら、大卒の就活では「総合職」というあいまいな職種を狙うことが多いからです。

ただ、そのまま嘆いていても、就活は前に進みません。

効率的に就活を進めるためにも、受ける業種を特定のものに絞り込む必要があります。

相談する相手がいない

相談する相手がいないことも、つらい原因になります。

周りも同じような状況の中で、なかなか大学の友人に相談することをためらってしまうこともあるでしょう。

あるいは、家族に相談してもプレッシャーを受けることが多くて、話しづらかったりします。

サークルや部活など、就活のことまで面倒を見てくれる、先輩がいるのであればラッキーです。

ただそうでない場合、今の不安な気持ちを話すことさえできずに、つらい思いをすることになってしまいます。

何をすればいいかわからない

就活の不安を大きく膨らませることになる原因は、これが多いです。

就職活動には、さまざまなステップが存在します。

  • 自己分析
  • 業界/会社/職種の分析
  • エントリーシートの作成
  • Webテスト対策
  • 面接対策

これらの一つひとつについて「〇日までに、ここまでやってきてね」と指示してくれる人はいません。強いて言えば、エントリーの応募期限があるくらい。

いつまでに、何を、どれくらいすべきなのか?自分で判断する必要があります。

考えなければいけない範囲が広すぎて、どこから手をつければいいかわからなくなる人は多いです。

順調な友達と比較してしまう

「あいつはもう内定をもらっているのに」

「周りのみんなは、目指す業界も会社も明確なのに」

それに比べて自分なんて。

このように、順調な友達と比較してしまうと、不安な気持ちはさらに大きくなってしまいます。

「周りとなんて比べるな」みたいなことを言う人もいますが、それでも気になってしまうのが人間です。

私自身も、就活中はこのことにかなり苦しめられました。

周りが優秀過ぎて、自分の行動がちっぽけに感じられて仕方ありませんでした。

そういうときは「気にするな」なんていう精神論ではなくて、もっと具体的な対策を取るべきでしょう。

詳しくは、対策のパートで解説しますね。

卒業が迫ってきて焦る

卒業を一つの就活の期限と考えると、焦りから就活をつらく感じる人もいるはずです。

「このまま自分は一生正社員になれないのか?」

という良くない未来を一度想像してしまうと、

「頑張らないといけないと、頭ではわかっている。でも心が苦しくて、動けない。」

みたいな、負のループに突入することになります。

変な想像をしてしまう前に、仮に内定がない状態で卒業を迎えてしまった後の選択肢について、具体的に理解する必要があるでしょう。

つらすぎる原因別の対策5選

ここからは、紹介してきた就活がつらい原因別に、取れる対策を説明していきます。

自分が当てはまった原因の対策について、重点的に確認してみてください。

原因が多過ぎてよくわからなかった人は、上から下までざっと確認してみることをおすすめします。

この対策ならできるかも?と前向きな気持ちになれるはずです。

それでは確認していきましょう。

価値観診断ができるスカウトサービスを使ってみる

「就職したい企業がわからない人」におすすめな対策は、価値観診断ができるスカウトサービスです。

価値観診断を通して、自分でも気づかなかった、仕事に対するモチベーションや志向性を確認できます。

中でもおすすめなのが「キャリアチケットスカウト」です。

スマホからも簡単に登録できるこのサービスには、以下の特徴があります。

  • たった5つの質問に答えるだけで、働く上で大切にしたい価値観診断ができる
  • 自分の価値観にあった企業からオファーが来る
  • 自己PRやガクチカを簡単に作成できるテンプレート機能がある

就活序盤や、中盤においても、自分の就活の方向性を考えるヒントを得られるでしょう。

無料で使えるので、ものは試しで診断だけでも受けてみましょう。

就活エージェントや就職課などのプロに頼る

「身近に就活のことを相談する相手がいない人」は、就活のプロに頼るのも一つの手です。

例えば、就活エージェントや大学の就職課など。

様々な就活生の相談に乗ってきた人たちであれば、あなたの悩みに寄り添って話を聞いてくれるでしょう。

それぞれを使うメリットは、次の通りです。

就活エージェント

  • 幅広い業種や職種への知見が豊富
  • サポートしている範囲が広い( ESの添削、模擬面接、選考後のFBなど)

大学の就職課

  • 所属大学や学部に応じた案件を紹介してくれる
  • 大学に直接届く非公開求人を紹介してくれる

それぞれのメリットを理解して、相談窓口を使い分けましょう。

できていることとそうでないことを整理する

「何をすればいいか分からない人」は、現状を整理することから始めましょう。

おすすめなのは、書き出してみること。

就活に必要なステップや時期、あなたがどこまでクリアできているかを、評価してみてください。

選考が既に始まっているのであれば、どの段階まで受かることができたのか?という情報は貴重です。

対策するべき事項を明確にして、そこに絞った情報収集や時間の使い方をしていきましょう。

時期別に、どのようなことをすればいいかについては、こちらの記事で紹介しています。ご参考まで。

就活で「すること」とは?わからない人必見!解説付き【時期別】

ダメなやつの話も聞いてみる

「順調な友達と比較してしまって、精神的にやられている人」は、そうでない人の話にも目を向けてみましょう。

あなただけが苦しんでいるわけではないことを理解できて、少しは心が楽になるからです。

周りにそのような話を聞ける人が少ない場合、こちらの記事を読んでみてください。

全国の就活生の失敗や悩みについて、紹介しています。

就活あるあるの失敗や悩みを解説!選考対策にもなります

就活やばいやつエピソードまとめ|やばいやつ認定される回避策も伝授

このときに、一点だけ注意事項があります。

一時的に気持ちを楽にするために、このような話を聞くことはいいですが、気を緩め過ぎないようにしましょう。

あくまで目的は、あなたなりの就活の成功を掴み取ることです。

あなたが就活をつらいと感じているのは、成功させたいからですよね?

就活がどうでもいいと思っている人たちの行動に引きずられ過ぎないように、精神安定剤と同じで、用法用量にはご注意ください。

今後の選択肢を想定しておく

「卒業が迫ってきて焦っている人」は、今後の選択肢を具体的に想定することがおすすめです。

今後の進路の選択肢を具体的にイメージしておくことで、今やるべきことに集中できます。

特に大事なことは、期限を設けること。

「ここまでに結果が出なければ、就職浪人を決めよう」

「ここまでに結果が出なければ、別の教育機関に進むための勉強を始めよう」

など、具体的な行動に繋がります。

就活で全落ちした後の選択肢については、この記事で解説しています。

具体的なイメージを持つために、役立ててみてください。

就活で全落ちしたらニート確定?その後はどうなる?【回避策を伝授】

就活でボロボロになったメンタルを回復する方法3選

就活でボロボロになったメンタルを回復する人

ここまで就活がつらすぎる原因と、その対策について解説してきました。

実際に対策を行動に移すためには、同時にメンタルを回復しておくことも重要です。

「頭ではやるべきことを理解していても、気持ちがついていかない」みたいな状況を避けるためです。

無理のない範囲で、あなたにフィットしそうなものを試してみましょう。

一時的に就活を辞めてみる

メンタルがボロボロの人は、一度就活を辞めてみることも一つの選択肢です。

就活でごちゃごちゃになった頭を、一度リセットすることで見えてくることもあります。

好きな趣味の時間に使ったり、少し遠くに旅に出てみたりすると、リフレッシュできておすすめです。

ただ注意事項としては、 この場合もしっかり期限を切っておくこと。

開放的な気持ちになりすぎて、就活がどうでもよくなってしまう事態は避けるべきです。

決めた期限は、スマホのカレンダーに登録しておくなど、しっかりと目に見える場所に記録しておきましょう。

小さな成功体験を積み重ねる

就活で全く自信が持てなくて困っている人は、小さな成功体験を積み重ねてみることを意識してみてください。

小さなことでも自信が積み上がっていくと、より大きな目標を立てやすくなります。

例えば、

  • 受かりそうな企業を受けてみる
  • 添削や模擬面接で、良かったところを聞いてみる
  • 日々の行動量を記録しておく

みたいなことです。

自分ができていることに着目することで、段々とやる気も回復してくるでしょう。

関係性が薄い人に相談してみる

少し変化球ですが「関係性が薄い人」が重要な点です。

なぜなら、関係性が近すぎる人は、どうしても常識的なアドバイスをしがちだから。

親や大学の先生、周りの友人など、あなたの境遇を理解している人ほど、どうすれば就活を攻略できるかという視点で助言をくれます。

これはこれでありがたいのですが、プレッシャーに感じてしまうこともありますよね。

実際に私も、バイト先のおばちゃんに就活の相談をして、心が和んだ経験があります。

「あらあ、大変ねえ。就活のことはよくわからないけど、また話をしたくなったらいつでも言ってね!」

こんなこと言われたら、良い意味で泣いてしまいませんか?

メンタルがやられているときは、有益な情報からあえて距離をとることも一つの方法です。

就活がつらすぎる原因を受け止めて対処していこう

就活がつらすぎる人は、まずはその原因を特定することが大事です。

なぜそういう感情を抱いてしまっているのかがわかれば、取るべき対策や方向性が見えてくるからです。

原因別の対策は、こちらの通り。

  • 就職したい企業がわからない → 価値観診断が出来るスカウトサービス
  • 相談する相手がいない    → エージェントや就職課などのプロを頼る
  • 何をすればいいかわからない → ちょっとそうでないことを整理する
  • 順調な友達と比較してしまう → ダメなやつの話も聞いてみる
  • 卒業が迫ってきて焦る    → 今後の選択肢を想定する

また、これらを実際に行動に移すには、精神的な安定も重要です。

つらすぎるときは、就活から一度距離を置いてみたり、小さな成功体験を積んでみたりするなど、メンタルケアも同時に行いましょう。

前向きなイメージを持って、具体的な対策を取れば、必ず結果は変わります。

ぜひ今日から実践してみてください。

  • この記事を書いた人

しょうへい

東京都立大学経営学部在学中に、資格も知識もないまま1か月間のみの就活で1部上場のIT企業2つと外資系コンサルティング会社の内定を獲得。1社目の大手IT企業人事部長から引き留められるも、野村総合研究所にアプリケーションエンジニアとして入社。入社後はOBとして大学の就活イベントなどに登壇し活動。

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