就活全般

就活でもうどうしたらいいかわからない!打開策とNG行動を解説!

しょうへい

東京都立大学経営学部在学中に、資格も知識もないまま1か月間のみの就活で1部上場のIT企業2つと外資系コンサルティング会社の内定を獲得。1社目の大手IT企業人事部長から引き留められるも、野村総合研究所にアプリケーションエンジニアとして入社。入社後はOBとして大学の就活イベントなどに登壇し活動。

「就活が続いてるけど、もうどうしたらいいかわからない」

「このまま頑張っても、内定がもらえる気がしない」

このように気持ちが折れそうな状態はつらいですよね。

ただ、そんな状況を解決するためには、結局のところ行動するしかありません。

なぜなら、ぼんやりと考えていても新しい発想や画期的な打開策が見つかる可能性は低いからです。

「じゃあどんな行動を起こせばいいの?」

と、思った就活生はこの記事を読んでみてください。

この記事では、就活で迷子状態のあなたのために、今の状況を突破するための方法を具体的に5つ紹介していきます。

この記事を読むことで、立ち止まってしまいそうな現状から、一歩前に足を踏み出すための方法が理解できるでしょう。

「八方塞がりだ・・・」と感じている就活生は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

「就活でもうどうしたらいいかわからない」と思う原因3つ

考える人

まずは、もうどうしたらいいかわからないと思ってしまう原因についてみていきましょう。

考えられる原因は、大きく分けると3つほどあります。

どのようなパターンでも、根本にあるのは「正しい努力の仕方」がわからなくなっていること。

どの例が原因が当てはまるか、自分自身の気持ちと照らし合わせてみてください。

やりたい仕事がわからなくなった

「いろいろな会社に応募しているけれど、自分は結局何をしたいんだろうか」

このように就活中に迷子になる人は多いです。

やりたい仕事のイメージができないと、就職活動をする意義も見出せなくてきついですよね。

私自身、これが原因で就活中にどうしたらいいかわからない状態に陥りました。

就活中は必死だったので、世の中の様々な仕事について調べました。

ただどれだけ調べても、しっくりこないんです。

「これだけ調べてもやりたい仕事が見つからない・・・自分がやりたい仕事はこの世に存在しないんじゃないか」

と絶望したことを覚えています。

結局は自分の視野が狭かっただけで、相談したOBから仕事の楽しさや意義を具体的に聞けたことで、ビジョンが明確になりました。

この原因の場合、就活自体を辞めたくなってしまう動機にもなりうるので、しっかりと対策を取る必要があります。

自己PRできることがなにもない

自己PRできることが思いつかない人も、就活という戦いにおいて前途多難に感じるでしょう。

いくらやりたい仕事が目の前にあっても、自分の能力がアピールできなければ採用には繋がりません。

真面目な人ほど、

「自分には、周りと差別化できるほどの経験や能力がないし・・・」

と思い込んでしまっているものです。

あなたなりの自己PRは、必ず作ることができます。

なぜなら、あなたの人生を体験してきたのは、当事者のあなただけだから。

あとはその経験値を、どのように魅力として相手に伝えるかだけです。

後ほど紹介する打開策も活用して、オリジナルなアピールポイントを見つけていきましょう。

どれだけ頑張っても内定がもらえない

就活に限った話ではないですが、どれだけ頑張っても成果に繋がらないときも、どうしたらいいかわからなくなりますよね。

正しい努力の仕方がわからず、誰かが正解を教えてくれるわけでもないので、不安になるのも仕方ないです。

ただ、就活は孤独な戦いでありながらも、結果を出している人は意外と周りを頼っていたりするもの。

就活のやり方やエントリーシートの書き方、面接で話す内容などについて、フィードバックをもらったりアドバイスを聞いてみたり。

今の努力の仕方で内定がもらえないのであれば、どのような変化をつければいいのか、客観的な意見をもらうことも一つの手でしょう。

また、具体的な挽回策はこちらの記事でも紹介しています。よかったら合わせて読んでみてください。

就活はいまからでも間に合う!時期別に必要な対策と挽回方法を解説!

「就活でもうどうしたらいいかわからない」ときの打開策5選

打開策に納得した就活生

それでは、もうどうしたらいいかわからない状態の打開策を5つ紹介していきます。

大事なことは、どれでもいいから行動に移してみることです。

行動に移すことで初めて、その選択肢があなたに合っているのかどうかがわかります。

「とりあえず一つは取り入れてみる」くらいの軽い気持ちで読んでみてください。

スカウト型の就活サービスを使ってみる

打開策の1つ目は、スカウト型の就活サービスを使うことです。

スカウトとは、就活生から企業にアプローチする通常のプロセスとは違って、企業から就活生に選考を受ける依頼を送ること。

こうしたサービスを使うメリットは、必要最低限の情報さえ登録すれば、あとは受け身でも就活が進むことです。

次の企業を受けるのが億劫になってしまっている状態でも、企業から届いたオファーを受けていくだけで、就活が成り立ちます。

どうしたらいいかわからない状態を抜け出すためのウォーミングアップとして、スカウト型のサービスはおすすめです。

中でもおすすめなのが「キャリアチケットスカウト」。

スマホからも簡単に登録できるこのサービスには、以下の特徴があります。

  • たった5つの質問に答えるだけで、働く上で大切にしたい価値観診断ができる
  • 自分の価値観にあった企業からオファーが来る
  • 自己PRやガクチカを簡単に作成できるテンプレート機能がある

無料で使えるので、ものは試しで価値観診断だけでも受けてみましょう。

就活エージェントに相談してみる

打開策の2つ目は、就活エージェントに相談してみること。

就活エージェントとは、一対一で専任のアドバイザーがプロの視点から、就活に関わる様々な支援をしてくれるサービスです。

多様な就活生の相談に乗ってきたエージェントであれば、どうしたらいいかわからない状態のあなたも、もちろん受け入れてくれるでしょう。

また、過去にあなたのような状態の人のサポートをしてきた可能性も高いです。

あなたが今後どうしていくべきか、率直に今感じている疑問をぶつけてみてください。

的確な助言に加えて、同じような状況の大学生がどのように乗り越えていったのかなどを教えてくれることもあるでしょう。

一度立ち止まって視野を広げてみる

打開策の3つ目は、一度冷静になって視野を広げてみること。

なぜなら、特定の業界や会社などにこだわり過ぎて、自分で自分の首を絞めている可能性もあるからです。

まだ知らない仕事や企業、社会との関わり方などを調べてみたり、話を聞いてみたりすることで就活の幅も広がります。

もしかしたらまだ見つかっていないだけで。あなたに適した就職先は近くに存在しているのかもしれません。

気持ちが追い詰められているのであれば、リフレッシュも兼ねて、視野を広げるための時間を取ってみることは有益でしょう。

やりたくないことを決めてみる

打開策の4つ目は、やりたい仕事ではなく「やりたくないことを決めてみる」です。

やりたくないことを軸にすることで、受けるべき企業を絞りやすくなるからです。

自分に適した仕事や、やりたいことがわからず迷子になる就活生はよく見かけます。

そんなときは、逆転の発想をしてみましょう。

企業探しで手一杯になっている人は、時間を有効に使えていない自分に嫌気が刺したりします。

効率的にエントリー先を決めることで落ち込んでいる暇をなくし、目の前の選考に集中できるでしょう。

新卒就職以外の道について調べてみる

打開策の5つ目は、最悪のケースを想定してみること。すなわち、新卒就活のゴールである就職以外の道について調べることです。

理由としては、次の2点の効果があるからです。

  • 就活に向き合うための覚悟が決まる
  • 第二の選択肢を把握していることで、安心して就活に集中できるようになる

「もし内定がもらえなければ、こういう道しかないのか・・・」

あるいは

「もし内定が〇月までにもらえなかった場合は、こっちの道を選択しよう」

という風な考え方をすることができます。

具体的にどのような選択肢が考えられるのかについては、こちらの記事で解説しています。ご参考まで。

就活で全落ちしたらニート確定?その後はどうなる?【回避策を伝授】

そんなときでもしてはいけない3つのNG行動

そんなときでもしてはいけないNG行動

就活迷子の人は行動あるのみ!と冒頭でお伝えしましたが、とってはいけないNG行動もあります。

特に、投げやりになったり、思考停止したりのような行為は、良い結果には繋がらない可能性が高いです。

3つの行動について具体的に紹介するので、参考にしてみてください。

選考中の会社をぶっちする

いくら気持ちが落ちていても、選考のドタキャンはおすすめできません。

なぜなら、落ちてもいない会社を途中で諦めてしまう変な癖がついてしまうから。

選考のプロセスには採用者を決める側面がある一方で、採用される側も、応募先について見極めるための時間でもあります。

何が言いたいかというと、選考を先に進めないと、感じ取れない相手側の情報もあったりするわけです。

一次・二次選考で相対しているのは、あくまで現場レベルの人たちです。

会社の運営方針に大きな影響を与える上位レイヤーの思想に触れる機会は、選考過程の最後の方にしか訪れません。

あなたの方から決別する判断を下すのは、そこまでたどり着いてからでも遅くはないでしょう。

誰かに身を委ね過ぎる

客観的な意見をもらうことは大切ですが、もらったアドバイスをそのまま鵜呑みにするという姿勢はよくありません。

周りの人たちは、あなたに助言することはできても、結果について責任を取ってはくれないからです。

今の状況を打開しようと、行動を起こしてみることはとても大事です。

ただ、人に言われたからその通りにしてみて結果が出なかったとき、あなたは納得できるでしょうか?

「なんだ、あいつの言うことなんて役に立たないな」というネガティブな思考に走る可能性だってあります。

自分で決めた行動であれば「仕方ない。じゃあ次の策を考えよう」と、自分の責任として捉えて、次の行動に移れそうですよね。

あくまで最終決定を下すのは、自分自身だということを忘れないでおきましょう。

中途半端に諦めてだらだらする

リフレッシュすることも大事ですが、中途半端にだらだらすることはおすすめできません。

リフレッシュを言い訳に、気分転換ができないままいたずらに時間を浪費してしまう可能性があるからです。

一度就活から頭を切り離すのであれば、期間を決めて大胆にやってみてください。

全く就職活動をしない時間を数日でもいいので作ってみると、焦りから逆にやる気が出てきたりもします。

どっちつかずの状態でだらだらすることは、このような効果も期待できないので、お休み期間にはメリハリをつけることが重要です。

「就活でもうどうしたらいいかわからない」ときも行動あるのみ!

行動あるのみの人

「もうどうしたらいいかわからない」就活迷子の状態でも、大事なことは行動を起こすこと。

迷子になってしまう原因はいくつか考えられますが、正しい努力の仕方がわからなくなっていることが多いです。

そんなときに試してみてほしい打開策は、以下の5つ。

  • スカウト型の就活サービスを使ってみる
  • 就活エージェントに相談してみる
  • 一度立ち止まって視野を広げてみる
  • やりたくないことを決めてみる
  • 新卒就職以外の道について調べてみる

反対にしてはいけないNG行動にも気をつけながら、どれか一つでも試してみてください。

一つアクションを起こしてみれば、次のやる気にも繋がります。

あまり深く考えずに一歩を踏み出すことで、いつの間にか二歩目を踏み出していたりします。

そうすることで、内定をもらえるまで走り続けるためのエンジンをかけていきましょう。

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しょうへい

東京都立大学経営学部在学中に、資格も知識もないまま1か月間のみの就活で1部上場のIT企業2つと外資系コンサルティング会社の内定を獲得。1社目の大手IT企業人事部長から引き留められるも、野村総合研究所にアプリケーションエンジニアとして入社。入社後はOBとして大学の就活イベントなどに登壇し活動。

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