就活で部活を辞めたことはバレるのか?
途中で退部することを検討している大学生なら、誰でも一度は疑問に思ったことがあるでしょう。
バレないなら嘘をついてごまかそうかな・・・
バレるなら他に対策をしないといけない?
など、就活を乗り切る方法がわからず、困っている人もいるはず。
結論、部活を辞めたことが就活でバレることは基本的にはありません。
なぜなら、部活の所属を証明する一般的な書類はなく、個別に取り寄せの依頼をするほど採用担当者も暇ではないからです。
ただ、退部してから何も考えずに就活を続けても、良い結果は残念ながら訪れません。
そこでこの記事では、部活を辞めたことがバレない理由と、退部後にするべき行動について具体的に解説していきます。
この記事を読むことで、次の2点が理解できるでしょう。
- 辞めた部活のエピソードを就活で使うべきかどうか
- 退部後の就活対策はどのようにすればいいのか
「部活を辞めたら就職できないのかな・・・」と不安に思っている大学生は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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就活で部活をやめたことはバレるの?
繰り返しですが、部活を辞めたことが就活でバレることは、基本的にはありません。
その具体的な理由と対策、また万が一にもバレてしまった際に起こりうることについて説明していきます。
辞めた部活のエピソードを面接で話すリスクを理解して、あなたの就活状況に適した戦略を取っていきましょう。
大学の部活を辞めたことがバレない理由
ずばり、バレない理由は「在籍を証明する書類がない」から。これに尽きます。
成績証明や卒業証明と違って、部活の所属に関する証明書を求める企業はほとんどありません。
証明書を提出しないということは、あなたの話す言葉だけが面接での評価対象ということ。
そもそもの話、退部したかどうかは、採用する側からするとぶっちゃけどちらでもいいんですよね。
退部していても優秀な人材は採用したいし、最後まで部活を続けていても、その企業とマッチしないなら採用しません。
就活の原理原則を押さえて、迷わない心で選考に向き合いましょう。
確実にバレないためにはそれなりの準備も必要
退部したことを隠しながら部活を自己アピールなどに使うのであれば、確実にバレないための事前準備が必要です。
いくらあなたが「最後まで続けたんです!」と言い張っても、怪しい印象を持たれた時点で内定も遠のきます。
具体的な対策は、例えば次のようなものです。
- 部活終盤のエピソードやストーリーを持っておく
- 「部活を続けられた理由は何ですか?」みたいな質問の対策をする
- 部活以外の話を併用する場合の矛盾に注意する(特に時間軸の整理)
採用担当によっては、少しの表情の変化や動揺も見逃してくれません。
退部を隠し通すと決めたのであれば、万全の準備で面接に臨みましょう。
高校の部活を辞めたことはもっとバレない
大学の部活でさえ辞めたことがバレる可能性はほとんどないので、高校の部活エピソードでも同様です。
よっぽど「甲子園優勝時のメンバーでした!」みたいな、世に出回っている情報を話さなければ大丈夫。
実際に私も、高校1年の冬に転部しましたが、高校の部活を使った自己アピールをしました。
面接では、より成績を残せた方の部活のことだけを話して、無事内定をもらえています。
「それは、何年何月のいつの練習のときですか?」
みたいな質問は、時間の無駄なので面接官もしてきません。安心してください。
嘘がバレたときの内定取り消しはあり得る?
嘘がバレたときの内定取り消しの可能性は、ゼロではないです。
就活のゴールは、雇用契約を結んでもらうこと。
その契約前後に虚偽が発覚したのあれば、企業側にも内定含めて破棄の権利があります。
ただ、そもそも選考中にバレなかった嘘が、内定後に発覚する確率は極めて低いです。
内定を出すには会社のトップ層の決裁が必要で、一度下りた決裁を取り消すのはとてもめんどくさいからです。
「内定取り消しのリスクは1ミリも背負いたくない!」という人であれば、嘘をついて退部を隠すのはやめましょう。
良い精神衛生を保つことは、就活を最後まで走りきるためにも重要です。
部活を辞める就活上のデメリット・メリット
就活が不安で退部するかまだ悩んでいる人に向けて、部活を辞める就活上のデメリットとメリットを両方紹介します。
どうしてもきつい部活から抜け出したい!
という人は、就活のために無理に続ける必要はないです。
私の周りにも、部活に圧迫されて十分な就職活動の時間を確保できず、入社後に後悔する人は実際にいました。
デメリット、メリットを踏まえて、あなたにとって最善の選択をしていきましょう。
【デメリット①】体育会系を優先的に採用する企業
ゴリゴリの体育会系を採用したい!
と考える企業であれば、退部した人はあまり相性が良くありません。
面接でも、部活の話を事細かに聞かれるでしょう。
ただ、そもそもそうした企業に、あなたは果たして入りたいですか?
体育会系を優先的に雇っている会社ということは、業務内容もそれなりのハードさが求められます。
勇気を出して退部をするのであれば、そのような世界とは距離を置くのも一つの手ですよね。
【デメリット②】OB/OGとの関係性がなくなる
大学の部活動の就活ネットワークは、かなり強力なものがあります。
縦社会の意識が強い部であれば、就活まで面倒を見てくれる先輩や監督もいるでしょう。
OB/OGも監督の言うことは聞く人も多いので、OB訪問のアポも比較的取りやすいです。
就活は情報戦なので、退部によって有効な人脈が途絶える可能性については、頭の片隅に入れておく必要があります。
【メリット①】就活対策の時間が確保できる
部活で拘束されていた時間を、就活や別の活動に活用できるメリットがあります。
部活一本だった生活に余白の時間ができれば、次のようなことも実現可能です。
- 業界研究に時間をかけて、入社後のミスマッチの確率を減らせる
- 部活以外のエピソードを作る活動に積極的に取り組める
- 勉強に時間をかけて、専門的人材をアピールできる
- しっかり学習に時間を使えば、留年リスクも減らせる
何かしらの理由で部活に苦しめられているのであれば、退部を検討するのもありです。
結果として、あなたの大学生活を総合的に豊かにしてくれることあるでしょう。
【メリット②】視野と選択肢が広がる
部活を辞めることで、将来の視野と選択肢が広がる可能性もあります。
部活以外の人間関係や時間を大事にすれば、あなたにフィットする業界や職種に出会えるチャンスも出てくるからです。
実際に、部活の先輩やOBの就職先と職種に偏りはないでしょうか?
もちろんオリジナルの進路を切り開くことは部活に所属しながらも可能ですが、かなり労力がかかります。
部活に集中するために敷かれたレールの上を歩き続けるのか、一度じっくり考えてみる価値はあるかもしれません。
大学の部活を辞めた後の就活対策
実際に部活を辞めたとして、その後の就活対策が不安になってきましたね。
ここでは4つの具体的な方法を紹介します。
退部するタイミングによっても対策は異なるので、あなたの状況と照らし合わせながら読んでみてください。
ちなみに時期別の就活対策は、こちらの記事でも解説しています。
就活はいまからでも間に合う!時期別に必要な対策と挽回方法を解説!
部活で得た経験にフォーカスする
一定の学びや経験を部活で積んでいるのであれば、就活でも自己アピールとして活用できます。
むしろその内容が充実したものであれば、面接官にとっては、在籍情報はどうでもよくなるでしょう。
- どのように考え、どのように行動したのか?
- その結果から、あなたは何を学んだのか?
などなど、論理的に説明できるのであれば、部活での体験をしっかりアピールしてみてください。
部活を辞めた理由をあえて話すのもあり
「え?継続力がないと思われてしまわないの?」
と、不思議に思う人もいるでしょう。
しかし、挫折経験への向き合い方をアピール材料にすることは、就活の正攻法です。
- その挫折をどのように乗り越えたか?
- どのような考えで退部後の時間を活用したのか?
などとセットで話せば「しっかり自分の頭で考えて行動する人」という印象を与えられます。
退部のことを話すのであれば、説得力のあるポジティブな理由を合わせて説明しましょう。
ガクチカになりそうなことを他に見つける
部活を辞めるのがまだ1,2年生の段階であれば、他にガクチカエピソードを意図的に作ってみましょう。
1,2年かけて取り組んだことは、部活でなくても十分アピールポイントになります。
バイトやサークル、勉強や研究など、熱中できるものを探しててみてください。
結果的に、あなたの大学生活の満足度も上がるはずです。
就活の情報源をしっかり確保する
部活以外の情報網をしっかり確保しておくことも、必要な対策です。
部活以外の先輩や先生なども情報提供はしてくれますが、部活ほど密なコミュニケーションは期待できないでしょう。
就活情報はこの世に溢れているので、気軽に相談できる人がいないと、大量の情報に埋もれて迷子になってしまうことも。
同年代がいるサークルや一緒に授業を受けている人など、身近な人と情報交換することで、就活の全体像が見えやすくなります。
全国の就活生の悩みや失敗を知りたい場合は、こちらの記事もどうぞ。
【就活がきつい!】乗り越えるための考え方と取るべき対策を徹底解説
部活を辞めても就活はどうにでもなる
部活を辞めても、就活はどうにかなります。
まず、辞めた部活でのエピソードを面接で話しても基本的にはバレません。
短くても充実した時間を過ごしたのであれば、しっかりアピールすべきです。
ただ、就活において、退部することにはデメリットとメリットの両方があります。
あなたが取るべき戦略を考えて、部活を辞めるのであれば、その後の対策にしっかり取り組みむことが重要です。
具体的な対策をまとめておくと、次の通り。
- 部活で得た経験にフォーカスする
- 部活を辞めた理由をあえて話す
- 他にガクチカになるものを探す
- 就活の情報源を確保する
どうしても部活の継続が難しいのであれば、辞めても大丈夫です!
部活よりも長く続く社会人生活のことを考えて、適切な対応を取っていきましょう。
・自分史を作成できこれで自己分析が完結
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【2位】オファーボックス
・就活生の3人に1人が登録!
・大手企業の登録数No.1
【3位】キミスカ
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