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就活のLINE返信はどこまで?例文や気を付けるポイントなど

しょうへい

東京都立大学経営学部在学中に、資格も知識もないまま1か月間のみの就活で1部上場のIT企業2つと外資系コンサルティング会社の内定を獲得。1社目の大手IT企業人事部長から引き留められるも、野村総合研究所にアプリケーションエンジニアとして入社。入社後はOBとして大学の就活イベントなどに登壇し活動。

就活時のLINEの返信はどこまですることが正解なのでしょうか。「LINE連絡くらいでミスりたくない」「印象を落としたくない」と思いますよね。

せっかく筆記試験や面接で手ごたえを感じていても、応募先とのやり取りでやらかしてしまっては内定が遠のいてしまいます。

記事のタイトルに対する結論は「どこまでいっても、あなたが最後に返信する」が正解です。

なぜなら、企業の採用担当者はあなたのLINE上の一挙手一投足を見ており、マイナスな印象を与える隙はなるべく潰すべきだからです。

本記事を読むことで、以下のことがわかります。

  • 採用担当者の気持ちを踏まえて、LINEの最後の返信を自分がするべき理由
  • 就活時のLINE連絡で印象を下げないために、気を付けるべきポイント

企業へのLINE返信のコツを押さえて、内定に一歩近づきましょう。

就活時のLINEの返信はどこまで?最後に自分で終わらせるべき理由

スマホで返信

冒頭申し上げた通り、就活時のLINE返信はどんな時でも自分で終わらせる」と覚えておきましょう。

なぜ最後に返信をルール化することで企業からの印象ダウンを防げるのか、次から説明します。

就活のLINE連絡で、企業の採用担当者はここを見ている!

採用担当者がLINEの連絡時に見ているポイントがあります。それは「コミュニケーションの手を抜く人かどうかです。LINE連絡くらいで何がわかるの?と思った方もいますよね。でもわかるんです。

よほどの職人的な仕事でない限り、仕事を円滑に進めるためには、人とのコミュニケーションが前提になります。ビジネスマンの最も基礎的、かつ汎用的なスキルに違和感を覚えられてしまうと、どうしても印象ダウンは避けられません。

「能力は高いけど、うまくコミュニケーション取れない人」といい仕事ができる気はしないですよね?

というか、能力が高く評価される人は、そもそも人との接し方・人の扱い方をわきまえているから正当な評価を受けているわけです。

LINEの返信の仕方で差別化できるのか?

LINEの返信の仕方で、周りの就活生との差別化はできるのでしょうか?

その答えは「イエス」です。

ここでの差別化とは、プラスの差分を増やせるという意味合いではなく、マイナスの差分をなくせることを指します。

企業の採用人数には上限があります。つまり、似たような能力の人が並んでしまった時でも、必ず枠内に採用数を抑えないといけません。

仮に優秀な人がずらっと並んでも、誰かを落とす理由を探さないといけないわけです。

LINEでの受け答えが「しっかりしていた人」「していなかった人」を比較した場合、後者であれば落とす理由が見つかってしまいます。

「確認しました」だけでもOK?

気の利いた返信内容が思い浮かばないときは、先方が提示してきた情報や指示に対して「〇〇について確認しました」だけでもOKです。

あなたが最後の返信で終わらせたことによって、採用担当者は、最低でも連絡を見てもらえたかどうかの確認が不要になります。

プラスアルファのメッセージを込めるとよりコミュニケーションはスムーズになりますが、まずは最低限の返信を100%の確率で実施しましょう。

先方の手間を1秒でも削減してあげることで、やり取りにかかるストレスが軽減されます。

【例文で解説】返信しなかった場合どうなるのか?

返信してもしなくてもいいような状況のとき、実際に返信しなかった場合どうなるのでしょうか。ケースバイケースではありますが、こういう結末もあり得るというサンプルを一つご紹介します。

採用担当者「面接当日は、こちらのZOOMリンクで待機お願いします。」

あなた「承知いたしました。当日はよろしくお願いいたします。」

採用担当者「ありがとうございます。〇〇さんとお話しできるのを、楽しみにしています。」

あなた「(用件のやり取りはできたから、返信しなくていいか)」

採用担当者「(あれ、楽しみにしているのはこっちだけ・・・?)

みたいなケースです。

考えすぎと思われるかもしれませんが、採用担当者も一人の人間です。

当然返信をもらえると思ってLINEメッセージを送ったのに、返信がないだけで少し寂しい気持ちがしたり、不安になったりすることは十分あり得ます。

LINEで返信するときに気を付けるポイントは?

注意

就活のLINE連絡で最後にあなたが返信するべき理由を理解したうえで、LINE特有のやり取りの注意点をお伝えします。

大事なポイントは、4つあります。

メールと同じ感覚で使う

友達とのLINE感覚で使ってはいけません。

メールと同じで、ビジネスライクな感覚で利用しましょう。なぜなら、友達感覚のテンポで返信をしてしまうと、うっかりのミスが増えるからです。

メールであれば送信前に「文章におかしなところがないか」「宛先は正しいか」「誤字脱字はないか」などの確認をしますよね?

メッセージ特有の送信取り消し機能を使うなんて、もってのほかです。

一度送ってしまった文章の取り消しはできないという前提で、メールと同じレベルの慎重さで返信しましょう。

フランクになり過ぎない

スタンプ、顔文字や絵文字、単語を略すなどは論外です。

企業がLINEを使って採用活動の連絡を取る理由は、皆さんの利便性向上によって、幅広く円滑に募集活動ができる企業側のメリットがあるからです。

間違っても、意中の異性とLINEで仲良くなりたい!みたいなレベルの話ではありません。

あくまで、共にビジネスを成功させる仲間を真剣に探している採用担当者の気持ちを踏まえて、大人としてのやり取りを心がけましょう。

緊張している就活生に気を使ってくだけた表現で対応してくれる企業もありますが、そこに乗っかってはいけません。

返信を最後に自分がする理由と同様で、あえて隙を見せることにメリットはありません。

アイコンや背景写真、投稿にも気を付ける

LINEにはアイコンや背景写真の設定、投稿機能があったりと、漏れがちなプライベートに注意が必要です。

意図的にこうした写真や投稿内容でPRするのであれば大丈夫ですが、不要なプライベートがばれるのは避けたいところ。

昨今では、SNSで応募者を調べることを当たり前のように企業はやっています。

ずるい!と思われるかもしれませんが、皆さんも企業の口コミサイト見たりしますよね?こっちも必死なら、相手も少しでもいい人材を確保したいと本気なわけで、様々な情報を集めているわけです。

LINEの設定周りのだらしない情報は、就活を始める前にしっかり整理しましょう。

返信する速度と時間帯

企業とのやり取りにおいては、遅くとも当日中に即レスが基本です。

メールとは違ってLINEは既読が付きます。開封された状態で放置されることで、ちょっとした不安感を採用担当者に抱かせてしまいます。

ただし、返信する時間帯には注意しましょう。

必ずしも一般的な勤務終了時間の17時~18時にこだわる必要はありませんが、夜中の返信はしない方が無難でしょう。あなたの生活リズムの乱れなどの、不要なネガティブ情報が筒抜けになってしまいます。

もし日中の返信が難しければ、一言「ご連絡ありがとうございます。内容を確認し、明日お返事いたします。」などのクイックレスポンスをしましょう。先方に安心感を与えられます。

印象を下げずに、LINEでの連絡を効率化する方法3つ

時計

いきなりですが、皆さんは新卒の就活生がどれくらいの企業に応募しているかご存知ですか?

リクルートの就職みらい研究所『就職白書2022』によると、2022年卒学生のエントリーシート(ES)提出数は、平均17.33社。(出典:就職白書2022 (recruit.co.jp)

この数の企業とやり取りをこなそうとすると、いくら返信の仕方を頭で理解していても、忙しくて丁寧な対応ができなくなる可能性がありますよね。

そこで、LINEを使った連絡を効率化する3つの方法を最後にお伝えします。

単語登録機能を使う

PCでメールするときにも使える機能ですが、頻繁に使う単語はスマホの「単語登録機能」を使いましょう。

iPhoneであれば、設定⇒一般⇒キーボード⇒ユーザ辞書から登録できます。Androidは機種によって異なりますが、類語を辿ればたどり着けるはずです。見つからなければ「機種名 単語登録機能」とかでググればOK。

登録しておくと便利な単語は、就活でよく使う「何卒よろしくお願いいたします」とか「お世話になります」、あとは「〇〇大学〇〇学部 氏名」(署名)とかですね。

時間短縮はもちろんのこと、忙しいときの返信でも誤字脱字を防げるメリットもあります。

返信テンプレートを作る

先ほどは単語レベルの登録の話でしたが、次に用意しておくべきは文章のテンプレートです。

多くの企業とのやり取りを短期間で行う就活生にとって、ある程度のクオリティを担保しながら「こなす」能力は重要です。もちろんコピペした後に、その企業に合わない言い回しなどがないかの送信前のチェックはもちろん必要です。

ただ、作りこんだシーン別のテンプレがあれば、毎回考えることなく、自分が考えうる最上級のマナーで毎回のやり取りを効率化できます。

もし万が一使ったテンプレに対して違和感を覚えられるようなそぶりを感じられた場合は、テンプレ自体をアップデートしていけばいいだけです。

時間をかけて120点の返信を毎回考えるより、短時間で80点、90点の返信を大量に行うことで、就職活動がスムーズになります。

企業アカウントの名称変更をする

相手のLINEアカウント名をこちらで自由に編集できることは知ってましたか?もちろん相手にどのようなネーミングをしたのかはばれませんので、ご安心ください。

大量の企業とやり取りをするときにありがちなミスが、送る相手を間違えることです。企業名と担当者名が一目でわかる名称を設定している企業もありますが、そうではない企業ももちろんあります。

そうした場合は、自分が一目で企業名と担当者名がわかるようにアカウント名を編集してください。社名や担当者名を返信の都度チェックする手間が省けます。

LINEの返信マナーに気を付けて、就活を乗り切ろう

内定もらえた

 

この記事を最後まで読んでいただいたあなたは、もう就活時のLINE返信で印象を下げてしまうようなことはありません。

最後の返信を自分でしっかり行い、LINE特有の落とし穴にはまらないように、採用担当者とビジネス感覚の連絡を心がけましょう。

また、多くの企業に応募する場合、単語や文章のテンプレートを使うことで、一定のクオリティで企業とのやり取りを効率化できます。

応募先の企業が連絡手段にLINEを選択したのであれば、チャンスです。適切なLINE返信で周りの就活生と差別化し、内定に一歩近づいていきましょう。

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東京都立大学経営学部在学中に、資格も知識もないまま1か月間のみの就活で1部上場のIT企業2つと外資系コンサルティング会社の内定を獲得。1社目の大手IT企業人事部長から引き留められるも、野村総合研究所にアプリケーションエンジニアとして入社。入社後はOBとして大学の就活イベントなどに登壇し活動。

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